図面が無いと作れない?!
製造業などモノづくりに携わっていないと、加工図面なんて触れることすらありませんよね?
「何を、どのように書けばいいんだろう?」「そもそも図面って何?」となってしまいます。
例え、趣味や仕事の道具を作ってみたいと思っても、「図面無いんじゃ、無理だよ(冷)」と言われ、
諦めるしかありません。
実は、図面ってそんなに難しい物では無いんです。
専門的に「加工図」とか「公差」とか「三角法」などと言われると「よく、判らない…」ってなってしまいますよね?でもそんなに難しく考えなくていいです。
なぜなら、皆さんが一度は見たことのある「お家の間取り図」。あれも「図面」なんです。
そう考えると、なんとなく親近感湧きませんか?
私ももちろん入社してすぐに図面が理解出来たかというと、そんな訳がありません。
職人さんや設計者にからは、「この程度で図面とか気安く呼ぶな」と言われるかもしれませんが、
最低限、このレベルで描ければ何とか商品は製作することは出来ます。
ちなみ『Co-In』では、相談しながら図面も作りますのでご安心ください。
とはいえ「図面」に関して、せっかくなので少し理解を深めて頂けるとうれしいです。
この記事では、
・図面の基礎知識
・図面の書き方・ルール
・お互いの認識を統一するために
といった内容を説明していきます。
記事を読み終えた頃には、『Co-In』に依頼する際に必要な図面は作図できると思います。
図面の基礎知識
図面は、依頼者と製作者がお互いの情報を間違える事なく伝達する手段と捉えてください。
図面の基礎知識通りに描こうとすると日本産業規格(JIS)の製図法に基づいて記載する必要があります。
『Co-In』では、そこまで正式なルール通りの図面で無いとダメですいうつもりはありませんが、製造業で求める図面は、そのようなものであるとご理解ください。
例えば、皆さんが賃貸物件を借りるとき「間取り図」というものを見たことがあると思います。
皆さんが見やすい様に省略されている部分は多くありますが、皆さんがお住まいを選ぶ際に、
こんな形をしてるんだよ~というのを伝わりやすく描かれているんですよね。
図面の書き方・ルール
製造業などで使用される図面も同じなんです。
作ってほしい人と作る人が意思疎通をするために一定のルールに基づいて書かれている間取り図なんですね。
ちなみに、間取り図は正式名称「平面図」と言います。製造業で使う図面でも、平面図というワードを使います。
椅子を上から見て、どうなっているのかを描いた図が「平面図」
椅子を正面から見た状態を描いた図が「正面図」
椅子を真横から見た状態を描いた図が「側面図」(右から見た場合、右側面図とも呼びます。)
私たち『Co‐In』が作る金属部品も同じです。
作りたい製品を上から見た図が「平面図」・正面から見た図が「正面図」・横から見た図が「側面図」です。
正面から見た図をその製品の一番特徴的な面にして、平面・側面の図を描いてください。
これが正式な図法「三角法」という描き方になります。
お互いの認識を統一するために
ここまで、図面に関してお伝えしてきましたが、誰が描いても、見ても間違いを起こさないために、図面のルールが存在します。
製造業で使用している図面は、基本的に日本のJIS規格に基づいて作図されています。現在はPCを使って図面を作ることがほとんどですが、
もちろん手書きでも、ルールに基づいて描かれていれば問題無く製作することが出来ます。
せっかくの逸品をご依頼頂けるのであれば、この手間も製品の一環としてお楽しみ頂ければと思います。
とはいえ!判らん・・・とお悩みの方は、お気軽にご相談ください。全力でサポートいたします。
更にCo-Inでは、強力な武器をご準備しています、
現物をお預かりできるのならば、3Dスキャナで読み取ります。
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